突然ですが私、特別旅行が好きと言うわけではないんです。
それでもなんだかクセになるリゾートバイト。
その理由は、読んでいけばわかるかって来るのかも?

ここはどこでしょう
玉ねぎといえば、淡路島ですね。
これは淡路島の最南端「鳴門岬」へ行こうと思ったら入れなかったので
少し上がったところにある「道の駅うずしおinうずまちテラス」と言う広場です。
淡路島の玉ねぎはと〜っても甘く、まるでフルーツのようで、
とあるケーキ屋さんではデザートにされていました!!
と言うことで、今回は夏の大繁忙期に淡路島に行くお話です。
九州の次は淡路島へ
春は佐賀県の嬉野温泉で色んな体験をしてきましたが、
次は海に囲まれた島へ行きます。
なぜ淡路島にしたんでしょう。
そう、そこはお部屋食の仲居さんのお仕事で
恐ろしく稼げると言う話に食いつきました!
佐賀県では、あまり収入が多くはなかったのでガッツリ稼ぎたかったんです。
ただ、事前に注意点として、長い時は1日13時間働くけどそれでも行くのかと
派遣会社の担当の方に言われました。
私は覚悟して淡路島行きを決意したのです。
昭和感たっぷり社会
初めてのお部屋食を提供する仲居さんの経験のお話。
仲居さんの世界には、先輩のことを「お姐さん」と呼ぶ風習があるようですね。
まずそこに衝撃を受けました。
そして制服は着物。
社員さんやベテラン姐さんは本式着物
私たち派遣スタッフは二部式のセパレート着物で仕事をします。
仲居のお仕事
そして、お部屋食の仲居さんをやると言うことは、
そのお部屋は全て自分の責任ということです。
誰も見てません。
お客さんも自分たちの部屋につきっきりでお世話をしてくれているように見えるのです。
では、仲居さん目線でメリットとデメリットをご紹介します。
〈お部屋食のメリット〉
- 好き勝手接客ができる
- よりお客さんと距離が近く、話しやすい
- 誰も見てないので、自己流でも文句言われない
- 完全にわたし単独のパフォーマンスのステージ
〈お部屋食のデメリット〉
- 間違った所作をしていても直してもらえない
- いざ困った時に頼れる人が近くにいない
- お客さんからクレーム入ると助けてくれる人が限られる
- 困った時に頼れる人がいないので、対応に時間がかかってしまう
良くも悪くも自己責任なのです。
なかなか派遣には責任が重いお仕事でしたが、私はやりがいがあってとても楽しかったです。
家族宴会・大宴会
このホテルのお仕事では、
- 家族・親戚が集まっての食事会(10人前後の規模)
- 大宴会と言われる大人数の食事会(会社のエリア集会のような100人超〜社員旅行20~30程度の中規模まで)
というような、お部屋には収まりきらない団体のお客さんの担当も任されます。
「家族宴会」では、10人前後の団体を一人で担当します。
お部屋食が大きくなっただけではありますが、小宴会場を使うので準備・片付けが大変!
- 座卓(畳に座って低いテーブルで食事をする)
- 座椅子(椅子・テーブルで食事をする)
まず、このどちらかの準備からスタートして
飲み物もあらかじめ用意して出しておきます。
(お部屋の時は注文が入ったら担当に持ってきてもらいます。)
飲み物は、保管している部屋があるのでそこまで取りに行き・片付けに行く作業があります。
ひとりなのでとにかくやることが多い!!
家族宴会の担当になった日はとても忙しく、1日がと〜っても長いのです。
夜は片付けが終わらなくて泣きながら片付けをすることも……
「大宴会」では、総動員かというレベルで大勢の仲居さんが会場の食事を提供します。
チーム戦です!
そして、チーム長の”お姐さん”は「頭(かしら)」と呼ばれます。
準備から片付けまで、そしてお客さんのお迎え・お見送りまで
まさに戦さの如し。
やることは家族宴会の拡大版ですが、チーム戦なので少し荷が軽い。
夏の淡路島観光
夏の淡路島は、海を満喫しに来る観光客が多く
私が仕事に行った7・8月は毎日にぎわっていました。
そしてこんな忙しい毎日を送り、お休みも本当に少ない中
割と観光しまくっていたことが判明いたしました。

ここは私のお気に入りサンセットスポット「尾崎海水浴場」
無料駐車場で夕陽どきはあまり人がいないので開放的です。
西海岸にはサンセットロードという夕陽を眺めながらドライブできるメインロードがあります。
【テキトー淡路島の特徴3選】
- 島を外周するのに2~3時間
- 観光スポットがたくさん
- 島なので暑くても風通しが良く、蒸し暑くはない
そして、このホテルとても大規模で従業員も大勢いるので、
仲良くなった派遣の子と休日出かけることが可能なのです!
なので、派遣の子たちでご飯を食べて
日々の戦さの共有をして共感して安心して…という時間を過ごせました。
また、一人の時も海が最高に綺麗なので
外周しながらドライブを楽しんだり、夕陽を見に行ったり楽しんだり。
自然・大地って素晴らしいですね。
また、せっかく淡路島にいるので四国まで行ってみようということで
お隣の徳島を通り越して、うどんを食べに香川まで行ったりもしました!
まとめ
仲居のお仕事は、準備から片付けまで
一通り全部自分でやるが基本なので
今まで誰かに頼ってきた根性を叩き直された感覚でした。
”一通り全部やる”を毎日やれば習慣になりますね?
なので、とても私生活に繋がることの成長が大きかったと思います。
お仕事の内容・労働時間は過去一で辛かったし、
根性あると思ってた自分でも逃げ出したかった淡路島の2ヶ月間でしたが、
振り返ってみるとものすごい達成感があります。
まとめ
過酷なリゾートバイトではありますが、
同じ仕事をして大変な思いをしていることを共有して共感することで仲間意識が作られるので、
過酷な環境でこそ!一緒に働く人との仲が深まるという現象も起きるので
そんなところでこそ、リゾバの醍醐味「生涯の友達」ができたりもします。
こんな”人との繋がり”の作り方もアリではないでしょうか。
まだまだ続く私のリゾートバイト
次回、
「紅葉シーズン温泉郷」をご紹介します。

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