リゾートバイトを始めるきっかけ〜Vol.4〜

Uncategorized

さて、私のリゾートバイトを始めてからのストーリーが長くなってきましたね…

さてみなさん、今回はどこに連れて行かれるのやら

美しいダム…ここはどこでしょう

ここは長野県の大町ダムを眺められる「龍神湖展望広場」

と言われてもピンとこないかもしれませんが。

ここは「立山黒部アルペンルート」に行く方がよく立ち寄る観光地です。

紅葉を観に少し山に入っていくと絶景ロードが広がるこの周辺。

黒部ダムに行けばもっと絶景が見られるということですが、

絶景のタイミングを見計ってるうちに行かずに契約期間を満了し去っていきました…。という思い出。

今回は紅葉シーズン最高の2箇所でのお話をご紹介します。

紅葉を見に行こうよう〜大町温泉郷〜

秋を目前に次の派遣先を探そうと思う時、

紅葉シーズンには、紅葉が綺麗なところに派遣の募集も集まるはず!

という、まるで観光客の気分で仕事先を探しました。

栃木に行って日光の紅葉とお猿さん眺めるのもありだなぁ

なんて思っていましたが、訳あって長野県の大町温泉郷に行くことになりました。

野生動物に要注意!

大町温泉郷はとっても山の中。車で数十分のところに爺ヶ岳スキー場もある立地。

ここでの思い出といえばが出るというところでした。

ちょうどその年は、全国的にも熊が里に降りてくる事件がたくさんありましたが、

私の派遣されたホテルのゴミ庫にはしょっちゅう森のクマさんがご飯を探しにきていたそうです。

昼間、散歩に出る時も気をつけるようにと”熊よけの鈴”を事務所から借りて出ていました。

他にも、ここは客室寮の一階でしたが、

庭にクマや猿が来て部屋の窓を開けて入ってクタこともあったそうです。笑

すごい話ですよね。

だから、私はいつクマさんやお猿さんに会えるのかと楽しみにしていたんですが…

一度もお目にかかることはありませんでした。

唯一の居酒屋

大町温泉郷は山の中なので、お店が近くにありません。

あるにはあるけど、やってるか不安なところ。

しかし、あるとき同じ派遣の子がすぐ近くに居酒屋があると言って

歩いていける温泉郷の敷地内の居酒屋を教えてくれました。

そして、仕事終わりにみんなで居酒屋に行っておつまみを食べるという会をしました。

このホテルには、中国の派遣さんや台湾の派遣さんが多く、

それぞれの国の文化や価値観を聞き出したりと

異文化交流が楽しかった思い出です。

まとめ〜大町温泉郷〜

大町温泉郷は約1ヶ月半の短い契約で、ホテルの仕事もだいぶ慣れてきたので

そろそろ新しい職場というものに全く緊張を感じなくなっていて、

正直、感動の思い出エピーソードはありませんでした…汗

しかし温泉は最高に気持ち良い!!

紅葉を見に行こうよう〜湯河原温泉〜

次に向かうのは、

観光にも派遣にも大人気の観光地熱海・箱根に挟まれたところ

みかんが有名な湯河原温泉(ゆがわら)に行きます。

実は湯河原温泉を見つけた時、読み方分からなかったんです。

本格!高級旅館の仲居さん

ここでは、リゾバ人生初めてのマジの高級旅館

仲居さんもみんな本式着物。

そして、朝・夕と別の着物を着るので1日に2回着物を着ます

もうすでに本格的なのが伝わるでしょうか…

もっと驚け!

宿泊費は一泊10万円前後

もう空いた口が塞がりません。

世の中にそんな宿泊施設があるなんて。

と、震えながら初日の仲居業務をした記憶があります。

もう嫌です…笑

本格姐さんたち

初日はまず着物の着方から教わります。

教えてくれたのは、この旅館ベテランの派遣のお姐さん(おばあちゃん)で、お着物の先生でした。

この旅館の姐さんたちはほとんどベテランのおばあちゃんでした。

高級旅館の仲居さん=ベテランおばあちゃん

というイメージがあるのも、こんな現実があるからですね。

そして、私のような20代若造の仲居さんに担当されるのを嫌がるお客さんもいらっしゃるのですね。

しかし、本当にベテランで所作もきちんとされてるお姐さんたち

学ぶべき日本の伝統的所作をたくさん勉強させてくれました。

リゾバ人生ピカイチの思い出

実はわたし、この旅館で初めて契約満了できなかったのです。

というのも、私生活において精神的疲労と職場のプレッシャー、

春の佐賀県への大移動から始まったハードにお仕事する毎日。

それを無視し続けていたら、瞬間的にうつ状態になり、

もうそこにいられなくなってしまったのです。

意識も意思もしっかりしているのに、横を車が通るだけで

間違えて飛び出してしまいそうな感覚になるのでした。

最後の日、どうにかこの日だけは出勤できないかと言われた日。

正直もう精神クタクタで最終的に職場で泣いちゃうまでになっていた私の最終出勤。

どうにでもなれと言う思いと、最後まできちんとやり切るぞと言う思いの中

担当した2部屋のお客さんがなんと素敵なお客さんだったのです。

実は仲居さんのお仕事をしていると、

”お心付け”(担当してくれる仲居さんに対して、よろしくの意を込めてのチップ的なもの)

をいただくことが多いんですが、

最後の担当2部屋ともお心付けいただき、一方は、最後食事が終わってから再びくださいました。

要するにこれがピカイチ思い出

翌日、お食事前のご挨拶に行く時と、食事後に心付けをくださったお客さんのアンケートには

食事の面倒を見てくれた仲居さんがとても気持ちのいい方で

旅館の宝だと思いました。

私の病んでいた心は、このお客さんの一言で救われました。

こんなこと言われたら誰でも嬉しいですよね。

このお客さんのおかげで、辛い思い出残さず帰ることができて感謝でした。

紅葉が真っ赤で見頃な湯河原の山の中

まとめ〜湯河原温泉〜

高級旅館に来るお客さんたちは、何かの記念に来られる方がとっても多く、

一緒にお祝いできることがとても嬉しい日々でした。

また、料理長の趣向を凝らした料理を出して、

それを見て目を輝かせるお客さんを間近で見ることが最高に心が喜ぶ時間でした。

いろんな書き出せないこともありましたが、

高級旅館ならではの一流の接客を学ぶことができたことと、

とにかくお客さんがあたたかく素敵な方が多く、接客をしていて嬉しい気持ちになれるお仕事でした。

まとめ

この年、桜は全く見れなかったけど、紅葉はたくさん見て日本の四季を感じました。

佐賀県から始まり、様々な感情を通過するリゾバ一年となりました。

次回は、最終リゾートバイト先。

過去一良かった派遣先のお話をご紹介します!

お楽しみに。

コメント

タイトルとURLをコピーしました