いよいよ私のリゾバ思い出特集、最終回でございます。
心病んだ私は果たして復活するのか!?

ここはどこでしょう…と言うかこれはなんでしょう?
長野県軽井沢エリアに遊びに行ったらぜひ食べに行ってほしい!
軽井沢駅から車で約30分「Pizza Zingara 佐久本店」
今回ご紹介する私史上最高の派遣先はフレンチとイタリアンを提供する本格レストランでしたが、
そこのイタリアンシェフが美味しいと絶賛するピザが食べられます!
ピザ生地にもこだわり、本格的に窯で焼いたものを提供してくれます。
(いちばん上の写真はこのお店のピザと自家製パスタです)
また、レジ横にはピザ生地のみのおまけ販売のようなものまで!家に帰って自分の好きなようにチーズをかけたり蜂蜜をかけたりして食べられますね。
パスタもピザもコースで出てくる前菜も全て季節のものを使ったり自家製のものばかりで感動させられます。
最終派遣先は過去1
私が勇気を振り絞って行った次の派遣先は軽井沢のラグジュアリーオーベルジュ。
オーベルジュというのも初めて耳にしましたが、レストランメインの宿泊施設を指すようです。
私のホテルでは
メイン→フレンチレストラン
お客様の希望によりイタリアンも可
の、グランメゾン※でした。(また特殊な言葉が…)
※グランメゾン・・・”最高級のおみせ”を意味する
またとんでもなく高級なところに行ってしまったんですが、
そこは時給もよく労働時間もほどほどに、いつも配膳係を選ぶ私にしては珍しい”マルチタスク”と言う仕事内容で、それほど深くお客さんと接しないのが魅力で選んでいってしいました。
仕事内容
マルチタスクは何をするんだと、ソワソワしていました。
〈実際のお仕事内容は〉
営業準備・片付け
営業中は、
食前酒のカクテルを作ったり、
厨房〜お客さんの席までの料理を仲介するいわゆる「ランナー」が主な仕事です。
・お客さんに料理を出して説明する役割の人がまた別にいます。
・ワインのソムリエもいます。
また、チェックインしたお客さんが夕食前にラウンジを楽しめる施設があるので、ラウンジの営業を任されます。
なんだかんだレストランなのでやることは基本的には変わりませんが、
今まで和食ばかり提供してきた私からすると、新しい世界にワクワクしました。
そして、私の任された接客も今まで和のフルコース全部説明していたことを考えると
たった2回の料理案内のみなので、本当に心穏やかに過ごすことができました。
(本当は覚えてたら説明しても良かったけど、過去の恐怖であえてその道は選びませんでした)
快適に仕事をするのも人間関係が大切
仕事をするにも何をするにも、コミュニティに属していれば人間関係の大切さをじわじわと感じるみなさんだと思いますが、
このホテルの人間関係はとても良く、気持ちよく仕事することができました。
一緒に働く社員さんは他のホテルよりも人数は多いけれど、役割がはっきりと分けられています。
ワインを提供するレストランだけあってソムリエの資格を持った社員さんも多くいる中、
- 元料理人のソムリエ
- ワインへの知識と愛がものすごい社員さん
- 本場フランスのレストランで働いたことがあるような人
舌が肥えてバラエティに富んだ社員さんたち。

(←Click)ここは東御市「アトリエ・ド・フロマージュ」
東部湯の丸ICから車で10分のところにあるチーズ専門店
こちらの本店ではレストランもあり、料理からデザートまで様々なチーズ料理が堪能できます。
下の写真はアトリエ・ド・フロマージュの”カプレーゼ”

さらに、調理場は料理とデザートの厨房が分かれていて
「Oui,Chef!」とか言っちゃう世界です。
調理場はみんなしっかり調理の勉強をしてきた人たちばかり。
私たちランナーは、そんな専門的知識が豊富なレストランのダイニングと厨房の狭間にいるので、
知識のテーマパークのような立場で楽しく働いていました。
また、人間関係も社員の皆さん大人な対応をされるので、心の中ではギスギスしているかもしれませんが、表には出さない立ち居振る舞い。
それがお客さんの前だけでなく、身内にもとても紳士な対応をされるので働いていてとても気持ちが良かったです。
大人の世界はこうやってうまく回っているのか。
絶品!料理人の本格賄い
賄いは1日一食。
厨房で働く社員さんがローテーションで作ってくれます。
- ある日はカタカナの難しい料理。
- ある日は和食。
- ある日は定食屋さんのようなものだったり、
- 豪華な海鮮丼や鰻なんか出たりして
これがまた、お肉の調理が上手で毎回柔らかくて何度ほっぺが落ちそうになったか!
お味噌汁もなぜそんな味になるのか!というほどの旨さ!
そしてなんと!
毎月お誕生日の人のためにパティシエが賄いでケーキも作ってくれるんです!!!!
美味しいもの大好きな私からしたら、至福の賄いの時間であります。
お休みの日は賄いが無いので、今日はなんだったか気になってしょうがない!
最高な賄いだった日には、その日の担当の人に「おいしかったです」と伝えなければ気が済みませんね。
まとめ
私、この職場が本当に一番楽しくて、仕事じゃなくて”真面目に遊びに仕事してる”と思っていました。
一度も仕事行きたくないと思わないし、新しい知識がまた増えたり、
実は超高級で絶対に自腹じゃ手を出せないものをたくさん味見させてもらったりもあって、
美味しいものとの遭遇とともに舌が肥えていく日々が、たまらなく楽しくて、居心地も良くて、
最終的には、もともと3ヶ月の契約でしたが、延長して半年もいてしまいました。
本当にあった居心地のいい職場
今までにこんなに居心地のいい職場はなかったので
以前一緒に働いた派遣さんの情報で、
「前の派遣先は居心地が良くて半年以上居座ってしまった」
というのを聞いて、そんなところ絶対ないと信じていましたが、
ありましたね。
最高の職場
まとめ
この派遣先は大好きすぎて、私の愛が伝えきれないくらいです。
いろんな職場を経験し、いろんな人に出会う中
喜んで自信を持って人におすすめしたいホテルと出会えたことが
私のリゾートバイトいちばんの収穫でした。
いつの日か、心病んで接客も怖くなっていたことすら忘れてしまうくらい
楽しい生活でした。
またいつの日か、この愛溢れる日常のご紹介をできたらいいなと思います。
それでは、次回。
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